NCCLSの判断基準について

NCCLS (National Committee for Clinical Laboratory Standards, 米国臨床検査標準化委員会) による
薬剤感受性テスト結果の判断基準

S: 感性
R: 耐性
I, IR: NCCLS 判断基準では、SとRのブレイクポイントがあり、MICの値がSとRの間にあるときI、MICの測定がSとRの間の値までしか行われていない場合、I or R(IR)と判断しています。例えば、S≦2, R≧16の場合、MICの測定を8までしか行っていない施設では≧8という結果が出た場合、それはIかもしれないし、RかもしれないのでIRとなります。
 一方、H. influenzae に対するIPM/CSのようにブレイクポイントがSしかないものについては、SとS以外に分けています。