細菌検査・細菌感染対策関連メッセージに関するオブジェクト識別子(OID)
2017年6月9日更新
電子化(電算化)は、感染対策の高精度化・効率化を進めるうえで重要な役割を果たすと考えます。電子化を進めるうえで、既存のデータを有効利用できるようにメッセージの標準化を進めることが必要です。メッセージの標準化が実現することにより、検査機器、病院システムがもつ膨大なデータを、データの再入力無しで自由に利用できるようになります。標準化を推進するために細菌感染症対策に必要なデータの多くを網羅する厚生労働省院内感染対策サーベイランス検査部門サーベイランスのデータフォーマット、マスター類に呼称(mnemonic)とオブジェクト識別子(OID)を定義しましたのでこれを公開します。
オブジェクト識別子の概要については増田博士の調査結果(増田OID調査報告(v11)(PDF:100KB))を参照ください。
本成果は、厚生労働科学研究費補助金、新興・再興感染症研究事業「薬剤耐性菌等に関する研究」(H18-新興-一般-011)によるものです。
Kコード
- 厚生労働省保険局 診療報酬情報提供サービスの「医科診療行為マスター」より必要なコード・項目を抽出
- JANISKCode.xls(Excel:350KB)
JLAC10コード表
- 日本臨床検査医学会
- 臨床検査項目分類コード(JLAC10)ver.10.a13参照(15桁コードを使用)
- 060919jlacunyou.xls(Excel:1.44MB)
外部組織識別子
ICD-9-CM
- 財団法人医療情報システム開発センターの「手術・処置マスター」より必要なコード・項目を抽出
- ICD9CM.xls(Excel:1.26MB)
ICD-10
- 世界保健機構
- 財団法人医療情報システム開発センターの「病名マスター(ICD10対応標準病名マスター)」より必要なコード・項目を抽出
- ICD-10(Excel:1.72MB)